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「ボール」復刻版をいろんな方向から見る

Friday, July 02, 2010 AM12:40

おひさです。

あんまり「忙しいから」という理由でブログを滞らせるのは好きではないんですが、理由は別にあります。あいつをやってるからです。もう仕方ないことです。ブログを何個も分けてなにか書いている人の構成力或いは持続力たるものは大変すごいものです。定時の近況は、もうそれに任せようと思ってます。

今回はたまたま、E3のプレビュー待ち(ニンテンドーの)で書きためたりしてます。

―・―

さて。

もらったの

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せっかくなのでニンテンドーネタと言うことで、この「BALL」をレビューしてみます。1000円で譲ってもらったものです。ゲームウォッチ30年目の生産。

まあレビューなんですが、そう言うのはいろんな方々がすでに詳細なレビューを書いていらっしゃると思うので、僕は当時の機種である(残念ながら手元に旧版の「BALL」は持ってないのですが)ゴールドの「LION」やその他いろいろな手持ちのゲームウォッチで比較することにしました。

ほんとどうでもいいですけどゲームウォッチにはこんだけシリーズがあります。

  • シルバー: 初代。「シルバー」という名称は後からつけられたもの
  • ゴールド: 本体が金色に変更。画面にカラーの背景がつく
  • ワイドスクリーン: スクリーンの拡大が行われた。
  • マルチスクリーン: 2画面液晶になった。「ドンキーコング」で有名
  • カラースクリーン テーブルトップ: 据え置き型の特殊なバージョン。透過でカラー液晶を再現
  • パノラマスクリーン: 「テーブルトップ」を携帯サイズに改良。価格も6000円と「マルチ」と同じ値段。
  • ニューワイド: 「ワイドスクリーン」の後期型で廉価版。
  • スーパーカラー: カラーフィルムでカラー表示。2種類しか出ていないへんな子
  • マイクロVSシステム: コントローラが2つ別れてて対戦できる。
  • クリスタルスクリーン: 液晶が透明で向こう側が透ける特異な機種。ゲームはすべて「ニューワイド」を流用。最も高額で取引される
  • ミニクラシック: ライセンス品。ゲームボーイを小型化したようなデザイン。主に旧作の移植

昨今のゲーム機でおなじみの「十字キー」が生まれたのは「マルチスクリーン」の「ドンキーコング」からです。

梱包の違い

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なるべく紙で梱包する環境に対する姿勢(或いはコストダウン)が30年の変化と言っていいでしょう。

説明書の違い

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復刻版はかなり大きいです。当時のものはホチキス止めでしたが、現在のは折り込みです。厚みも割とあります。

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注意書きの量の多さが30年の変化と言っていいでしょう。復刻版はほぼ片面全部、注意書きです。当時のものは1p~2pくらい。

しかしまあこんな小さい、単純なゲームにここまで充実した取説はなかなか見ません。大変勉強になります。

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問い合わせ先。当時のものは支店の電話番号でしたが、現在はサポセンが配備されています。大きくなったものです。

外観の違い

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さすがにここは同じと思います。比較はゴールドの「ライオン」ですが、サイズはぴったり。

裏面の違い

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外見で一番異なるのが裏面です。目立つところだけ言うと、たぶんですけど復刻版には、あるはずのスタンドがありません(紙製のスタンドが付属で付いてきます)。あと、一番大きい違いは、電池の規格が全く異なっていることです。蓋を開けてみて、これにはちょっとびっくりしました。どうやら中身の基板もオリジナルのものとは異なるようです(まあよくよく考えたら当たり前なんですが)。

液晶の違い

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気になった点はここです。復刻版は斜めから見ると表示しない部分の液晶も見えてしまいます。「ボール」の実機はどうかわかりませんが、少なくとも今所有しているゲームウォッチではそのようなことはありませんでした。当時、数あるメーカーがこぞって電子ゲームを作っていましたが、そのほとんどの液晶が写り込んでいたことから、本家の品質の高さを感じたものです。

まあそんなこんなで

本物の「BALL」を持っていないので憶測レベルでのレビューですが、ざっとこんな感じです。30年の進化というか、会社の体制の変化というものが少しだけ垣間見れた気がします。

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集合写真。これ以外にも多分4台くらい眠ってます。電子ゲームのアーカイブとかあるのでこちらもどうぞ。